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2012/11/21

11月21日(水)第5回民事裁判

 本日、宇都宮地方裁判所において、柴田受刑者の母親の被告本人尋問と我々被害者の遺族の原告本人尋問が行われました。

 

 午前中に母親の尋問が行われ、午後に6家族の尋問となりました。

 母親の被告代理人の尋問では、刑事裁判の時と同様に、運転ができないことは知っているが、車を買い与え、薬さえ飲んでいれば大丈夫だと思ったなどの供述で、特に何も進展はありませんでした。

 しかし、次に、我々の原告代理人の尋問が行われ、その中では、母親が柴田受刑者が運転してはいけないことをしっていながら、ましてや医師にかなり厳しく注意を受けながらも、積極的に車を買い与えていたこと、何度も何度も柴田受刑者の運転を辞めさせる機会が母親にはあったことが、明確に弁護士との一問一答のやり取りの中で実証されました。

 

 感想としては、積極的に運転することに関与してきた母親・・・何度も何度も運転を辞めさせる機会はあったし、母親が、警察や裁判長に本当のことを言っていれば、我々の子供たちは死なずに済んだ事、そして、我々がこの民事裁判で求めている「母親の責任」を、改めて強く実感しました。

 また、すごく残念だったことは、午後に、我々6家族の原告本人尋問が行われ、それぞれの子供たちの事、親の心情、祖父母の心情、辛さや悲しみの中やっとの思いで生きていることを6家族それぞれが辛い中、やっとの思いで法廷でお話ししたのですが・・・・・母親は、午前中の自分役割を終えると、さっさと帰ってしまったことです。

 辛くとも事故から逃げずに、我々の思いや辛さを聞いて、受け止めてこそ、はじめて刑務所にいる柴田受刑者にも伝えることができるでしょうし、償いや謝罪は始まるのではないでしょうか・・・

 逃げているばかりでは、我々には何も伝わってきません。

 うわべだけの法廷での「申し訳ない」という言葉では何も伝わってきません。

 母親が帰ってしまった事は、本当に残念でなりませんし、悔しさでいっぱいです。 

 

 

【下記、原告側代理人からの母親の被告本人尋問抜粋です・・・】

<抜粋> 

原告代理人)運転免許の取得費用は?

母親)私が出しました。

原告代理人)教習所の費用は?

母親)貸しました。

原告代理人)大型バイクは?

母親)お金は出していない

原告代理人)原付バイクはどのくらいの値段?

母親)20万円くらい

原告代理人)最初に与えたカルディナは、てんかん発作の事故で、免許を取得したばかりの事故でしたが、何か考えなかった?

母親)薬を飲み忘れなければ・・・

原告代理人)今はどう思っているのか?

母親)免許が取れないのだということをいうべきだった。

原告代理人)カルタスのあとのカルディナは?

母親)私が買っています。

原告代理人)エルグランドは柴田受刑者がローンを組んでいるが、保証人は誰?

母親)わからない

原告代理人)ステップワゴンを買ってあげたのは誰?

母親)私です。

原告代理人)話は変わって、あなたは、本件事故の3年前の小学生の人身事故の際、柴田受刑者てんかん患者であることを告げるため警察に行こうと思ったといっているが・・・

母親)途中で電話を入れましたが、その事故の時の担当者がいなかったため、あきらめました。

原告代理人)その人が休みの日以外の日に行けばいいのでは

母親)そう言われればそう思う

原告代理人)本件事故の3年前の人身事故の裁判で、「柴田受刑者の態度は変わりました「車にも乗らなくなった」と証言しているのですが、11月12日が裁判で、その直前に車を注文し、その車をお母さんも一緒に取りに行っていますよね。

原告代理人)独協の病院で、K先生に運転は絶対にしないように言われ、「運転中に事故を起こして、小学生の列にでも突っ込んだらどうするの」といわれていますよね?覚えている?

母親)はい

原告代理人)クレーン車の講習を受けにいく途中、矢板市で事故を起こしましたが、事故の後お母さんが教習所に送っていっていますよね?

母親)はい

原告代理人)クレーン車の受験日の朝、柴田受刑者は、てんかんの発作を起こしていますが、お母さんは宇都宮駅に送っていっていますよね?

母親)はい

原告代理人)クレーン車の講習を受けに行った矢板市での事故の時、ぶつかった高校生が、「なんだか病人の人だったみたい」といったとき、お母さんが「インフルエンザなんです」と言ってごまかしていますが、このとき、てんかんであることを警察に告げていれば、免許がなくなったのでは?

母親)・・・

原告代理人)何度も何度もあなたには、運転を辞めさせる機会があったはずです

 

 

 母親の声が小さく、上記が、聞き取れた範囲での原告側代理人からの被告母親本人尋問のやりとりです。

 この内容からもわかるとおり、母親は、受刑者が運転できないことをしりながら、積極的に受刑者の運転に関わって、医師の忠告にも耳を傾けず、裁判でも嘘を突き通し、執行猶予期間中の事故の時は「インフルエンザなんです」と嘘をつき、バイクや自動車ばかりでなく、クレーン車の受験の際も、積極的に関わっていたこと、刑事裁判の供述調書からだけでなく、法廷の場で、母親の口から発言されることにより、再度、証明されました。

 

 これでも、母親には責任はないと言えるのでしょうか?

 

 刑事責任に問えなかった母親や、K重機の責任を問う民事裁判の我々の闘いも、もうすぐ結審、そして、判決を迎えます。

 宇都宮地方裁判所が、上記のような母親の行動や言動の問題を重く受け止め、良識ある判断をされることを願ってやみません。